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11-3転職エージェントの口コミと解説|よくある声13と仕組み

章を通して読む 第11章の節(全5節):11-1 要点・この章の読み方 / 11-2 型5:「非公開求人」の中身が分からない / 11-3 転職エージェントのCM:裏を返すと / 11-4 口コミの読み方 / 11-5 相談先・記録・チェックリスト

転職エージェントのCM:裏を返すと

テレビやネットの広告には、よく使われる言い回しがあります。特定の広告を指すものではなく、言い回しの型と、確かめる点をまとめます。

よくある言い回し 裏を返すと/確かめること
「求人数No.1」 何を数えたか(掲載求人か、重複を含むか)、調査の主体・時点・範囲。求人が多いことと、自分に合うことは別
「転職成功者◯万人」 「成功」とは何か(内定か、入社か)、期間、延べ人数か。成功しなかった人の数は書かれない
「年収アップ◯%」 一部の人の数字か、平均か。年収が変わらない・下がった人の割合は書かれない(転職入職者の賃金は、増加40.5%・減少29.4%。令和6年、雇用動向調査)
「登録・相談は無料」 費用は企業が払う。入社が決まったときに収益になる仕組み(第10章)
「非公開求人◯万件」 非公開の理由、重複、条件の良し悪し(第9章)
「あなたの市場価値がわかる」 推計で、提示額を保証しない。登録・連絡につながる(第8章)
「あなたに合う求人を厳選」 紹介しやすい求人の可能性。「なぜ私に」を聞く
体験談・著名人の推薦 個人の例で、全体の代表ではない

CMを流せるのは、手数料の収入が大きい業界だから、という見方もあります(2024年度の有料職業紹介の手数料収入は約9,835億円。第10章)。だからCMは悪い、という意味ではありません。広告の言い回しは、確かめる点の入口として読みます。

商品・サービスの内容を、実際より著しく優良に見せる表示は、景品表示法で禁止されています(優良誤認表示)。CMの言い回しが直ちに違法という意味ではありません。疑問があれば、消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談できます。