20-1転職後の手続きと最初の3か月|試用期間・年末調整・馴染み方
章を通して読む 第20章の節(全3節):20-1 要点・入社時に出す書類 / 20-2 最初の3か月の過ごし方 / 20-3 相談先・記録・チェックリスト
この章の要点
- 入社日に、前の会社から受け取った書類を新しい会社に出します。社会保険は、新しい会社が手続きをします。
- 試用期間中も、労働条件は書面のとおりです。本採用の基準は、確かめておきます。
- 最初の3か月は、成果より、関係づくり・仕事の進め方・記録に力を使います。
入社時に出す書類
| 書類 | 元 | 用途 |
|---|---|---|
| 雇用保険被保険者証 | 前の会社(または本人保管) | 雇用保険の加入手続き |
| 年金手帳・基礎年金番号通知書 | 本人 | 厚生年金の加入手続き |
| 源泉徴収票 | 前の会社 | 年末調整(同じ年に前の会社で給与を受けた場合) |
| 扶養家族の情報 | 本人 | 扶養の手続き |
| 銀行口座 | 本人 | 給与の振込 |
| 各種証明書 | 会社の指定 | 資格・学歴など |
源泉徴収票が届かないときは、前の会社に請求します。年末調整に使うため、入社した年の年末までに必要です。
社会保険
- 新しい会社で、健康保険・厚生年金・雇用保険に加入します。手続きは会社が行います。
- 間が空いて国民健康保険・国民年金に入っていた人は、入社後、これらから抜ける手続き(国民健康保険の資格喪失など)が、市区町村で必要になる場合があります。案内を確かめます。
- 前の会社の健康保険証は返却し、新しい保険証が届くまでの間の扱いは、会社に確認します。
住民税
住民税は、前年の所得に課税され、翌年に納めます。退職の時期・転職先によって、給与から天引き(特別徴収)を続ける場合と、自分で納める(普通徴収)場合があります。切り替えの手続きは、前の会社・新しい会社・市区町村の案内で確かめます。納付書が届いたら、支払いの期限を記録します。
年末調整
入社した年に、前の会社の給与があるときは、前の会社の源泉徴収票を、新しい会社に出して、年末調整に含めます。出さないと、自分で確定申告が必要になる場合があります。国税庁の案内で確かめます。